仕事が忙しくて
休みの日は寝てばかりでした。
趣味もなくて
食事も睡眠もおろそかで
部屋のそうじもできない毎日。
”暮らし”ができていませんでした。
仕事しかしていませんでした。
筋力が落ちて、姿勢も悪く、うつむきがちでした。
人や物にやたら執着したり
メンタル的にも毎日苦しかったです。
その上突発性のぜんそくになったりして
身も心も弱っていました。
そんな中ヨガ哲学に出会いました。
たまたまヨガ哲学の講座を開催していた
近所のスタジオで
ヨガを始めてみることにしました。
最初はポーズができないし
あまり楽しくありませんでした。
でも通っているうちに
少しづつ体が動くようになってきました。
胸が開いて呼吸が深くなり
気づけばぜんそくは消えていました。
同時にヨガ哲学も学びはじめました。
だんだん「私が私が」が減ってきて
全体の中の一つとして
自分を捉えられるようになってきました。
インドでヨガだけをして暮らしていた1ヶ月は
なんて幸せなんだろう。
ヨガさえできればそれでいい。
と思えたのです。
一生そばにいてほしい、
一緒に人生の苦楽を乗り越えていきたいと思いました。
ずっと孤独で生きることがさみしかったけれど
はじめて、一生を共にしたいと思える存在に出会えた気がしました。
インドとヨガが
私をさみしさから救ってくれました。